リーダー育成の極意
先日、サービス業のB社長と話をしているとき、こんなお話しを聞きました。
「ナカノ先生、実は3年前に、コンサル会社に人事評価制度を作ってもらったんですよ。しかし、実際に運用してみると、なかなか使いこなすことができず、今では、賞与の査定にしか使っていないんです。せっかく高い費用をかけて導入したのですけど、社員が成長しているようにも思えない。人事評価制度を使ってもっと社員が成長するような仕組みはできないでしょうか?」
私は、これまでも同じようなご相談をいただいていました。
人事評価制度を導入すれば、社員のやる気が高まり、積極的に仕事に取り組むようになる。
そして、社員が成長し、会社の業績も向上する。
そんな期待を持って、高い費用と時間をかけて人事評価制度を導入している場合があります。
ところが、実際に運用してみると、社員の働き方は以前とほとんど変わらない。
そもそも、人事評価制度の運用が難しい。当社に合っていない。評価するまでに時間が、かかるなど・・・
結局、半年に一度、評価シートに点数をつけて、賞与と昇給を決めるだけになってしまう。
しかし、このような使い方では、社員が経営者の期待するような働き方をすることは難しい。
私もこれまで、様々な人事評価制度について学んできましたが、人事評価制度だけで、人の成長を推し進めていくことに限界があると感じていました。
そこで私は、今回、人事評価制度とは別に「リーダー育成実践マニュアル、一般社員実践マニュアル」を作成し、人事評価制度と併せて、この2つの両輪を回しながら、短期間で人材育成できる仕組みを開発しました。
この実践マニュアルには、人が動くための「根拠」を埋め込んであります。
実践マニュアルを活用して社員の行動を促し、その行動と成果を人事評価制度で評価していく。
この両輪を回すことで、社員の成長を加速させていくのです。
私自身、以前は、人が成長するためには長い年月が必要だと思っていました。
しかし、実際に取り組んでみると、仕組みを工夫することで、人は想像以上に短期間で成長できる可能性があると感じています。
そして、リーダーが育つようになると、会社は大きく変わり始めます。
これまで社長が一人で抱えていた仕事をリーダーが担うようになり、社長は新たな売上づくりや事業の見直しなど、本来取り組むべき経営の仕事に時間を使えるようになります。
リーダー育成は、単に人を育てるものではありません。会社をもっと稼げる組織へと変え、経営改革を実現するためのものなのです。
リーダーを長い年月をかけて育成するのではなく、短期間でリーダーが育つ仕組みをつくり、新たな挑戦をしてみませんか?
今回も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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