リーダー育成の極意
先日、サービス業を営むA社長から、こんなご相談がありました。
「ナカノさん、ちょっと聞いてくださいよ。今回、ある一定期間、どうしても売上を伸ばしたくて、社員にインセンティブ(歩合給)をつけることにしたんです。」
A社長は、社員の給料が増えることで、社員も今まで以上に頑張ってくれるだろうと期待していました。
ところが・・・
A社長の予想とは、全く違う結果となりました。
「驚いたことに、誰一人としてインセンティブ(歩合給)のために動かなかったんですよ。」
インセンティブ(歩合給)を用意したのに、社員は全く動きませんでした。
結果、売上も伸びないし、A社長は、なぜ、動かないのか?不思議がっていました。
「給料が増えるのに、なぜ?動かないんでしょうね?」
実は、ここに多くの中小企業が陥ってしまう「賃金設計の落とし穴」があります。
社員は、インセンティブ(歩合給)をつければ、動くわけではありません。
単にお金が増えるから動くわけでもありません。相当の金額が給料に上乗せされるのであれば、一時的には、動くかもしれませんが・・・
大切なのは、
社長の意図が、賃金を設計する段階で、組み込まれているかどうかです。
例えば、賃金設計の中に、やらなければいけない理由などが組み込まれているかどうかです。
実は、社長の意図が反映されていない賃金設計では、小手先の歩合給を導入しても、人は動きません。
人を動かしたいのであれば、社長の意図が反映された賃金設計をつくる必要があります。
ぜひ、賃金設計する上で、参考にしてみてください。
今回も、最後まで、今週の提言(コラム)を読んでいただきありがとうございました。